2006年10月14日土曜日

再び、原価ってなんですか?

当社は、個人の住宅建築を原価公開主義にて受注しています。そのように言っているものの、社内では、何が《原価》なんじゃ、《本当の原価》ってなんじゃ、と常に話し合っています。

*     四つ井不動産は、あの大女優Yさんを使って、全国的にテレビコマーシャルを放映。豪華なパンフレットを大量に制作。日本全国に住宅展示場を展開。 このように、これらの費用を、経費というに名に代えて、また材料費・施工費を上乗せして、見積書に算入される。

お客さんにとっては、真っ平御免なことだ。

*     水道工事会社、電気工事会社、屋根工事会社、左官工事会社、ガス工事会社、材木屋、建材会社、設備機器会社など、それぞれの会社が、事務所を設けている。免許業者は、事務所はどうしても必要らしい。各下請け会社の、事務所経費の総量は莫大な金額になる筈です。

(規制緩和が必要ですわ)

事務職員を雇い、または奥さんを専従員にかかえ、片手間な作業にも一人前の給料を支払い、自家用車の維持費とガソリン代は車両費に、家族で外食した飲食代は会議費に、どれもその会社の経費に積み上げられる。

そして、これらの費用は、一般管理費とかの項目で見積書に盛られて、お客様に提出される。

お客さんにその経費分を負担させているのです。

(そんなことで、いいのですかね)

お客さんに尻拭いをさせているのが現状です。

 (お客さんをバカにするなあ)

 では、当社では?

原価の原価を徹底的に見直すことだ。一円に至るまで、きちんと説明ができるかどうかだ。担当者殿、気合を入れて、頑張ってくれ。  

 

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