2006年9月18日月曜日

本物の家をリーゾナブルな工事費で、作るための5つのチェック

本物の家をリーゾナブルな工事費で、作るための5つのチェック
*     水増し見積もりが行われていないか?
意図的に量を増やして、単価を下げる方法が旧来伝統的に行われてきた手法です。避けるためには、設計者に内訳明細書を作ってもらうことです。

悪質な場合は、契約を解除することができます。消費者契約法《平成13年4月1日から施行》の第1章 第1条を読んでいただけば、納得できるでしょう

第1章、        目的

第1条 この法律は消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、事業者の一定の行為により消費者が誤認し、又は困惑した場合について契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができることとするとともに、~

*     一般管理費とは? 何ですか?
工務店によって説明の仕方は随分違います。管理費としての項目はよく理解できても内容の詳細まで説明を受けるべきです。担当者は苦肉の説明で、汗バケツに一杯!!面白いですよ。「いや、お客さん、この一般管理費がうちの儲けなんですよ」と大見得切る工務店の社長さんも居るのです。*     設計費込みとかは、絶対ありえません。
設計費が不要だなんて、じゃ一体誰が設計をするのですか?工務店の社内の設計士なら、会社に都合よく振舞うであろう。施工しやすく、工事費がかからないように、手間のかからないように、工務店の都合よく図面を引くでしょう。管理も甘くなり勝ちになるのではないか、と推測される。メガ住宅メーカーのやりかたです。*設計費はかかるものです。標準設計料はあります、設計士会等で問い合わせるのもいいのではないでしょうか。きちっと支払ってこだわりの設計、工事監理をしてもらうべきです。

* 標準単価を知っておこう
構造材から、下地材、内装材各種、設備機器等は、メーカーが上代価額を提示しています。我々の会社ならば、その30%~50%で買えます。一般的に、構造材は?%、基礎工事は?%、大工さんの手間は?%、一般管理費は?%と工事費の内訳比率が標準化されています、あくまでも参考ですが。 

*     施主のあなたこそ、一番真剣な工事管理者の筈です。工事が予定にそって進んでいくのを、一つ一つを確認していく作業はすごく楽しいものです。大工さんに任せっぱなし、駄目。工務店、設計士に任せっぱなし、駄目。関係者の皆さんとは、和をもって尊しの精神で、よく打ち合わせすること。飽くまでもこだわって、こだわって、こだわりましょう。

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