アーバンビルドの測量部門として、独立した法人を設立したい思いに、急に駆られた。測ることは、我々のどんな企画の仕事にとっても出発点だ。〇(ゼロ)を測る、を広告コピーに使っている会社もある。
確かに、〇を測ることを、実現できる会社にしたい。
測量会社を作るたって、どうすりゃいいんだ? 優秀な測量士がいなければ、どうにもならんのです、~社員の言葉より。
思いつくことを先ず実行することだ、と決意を固めて、ハローワークの求人募集の手続きをとるように、スタッフに指示した。
登録するや、もうその翌日に反響があった。
S君だ。
インターネットの凄いこと。登録されたら、夜昼かかわらず情報が流され、希望する者はいつでも、情報を入手することができる。今時に相応しいのだけれども、私には性急過ぎる。もっと、スローであってもいいのでは、とも思う。
スタッフ:「社長、会社名をどう?しましょうか?」
私;「Kさん、俺に腹案があるんです。是非、この名前にして欲しいのです。
その名は、ガリレオ・ガリレイです」
Kさん;「ううん、濃いな。ガリレオ・ガリレイをそのまま社名にするのは、無理や。せやけど、ガリレオ システムでどうや?」
私;「わかった。ええよ。それでいこう」ということで、平和的に社名は一分で決まった。
その場で、M・K司法書士に連絡。登記手続きに着手の依頼をした。M・K氏は、我が社の依頼をすべての業務から最優先にしてくれる、最良のサポーターです。
そこで、ガリレオ・ガリレイさんって、どんな人?
6世紀、当時の世界に権力をもって支配していた教会は、宇宙の中心に地球があり、月、太陽、惑星、および星がその周囲を回っているという天動説の立場にいた。ところが、コペルニクスが地動説を数学的に公式化して、今までの天動説を翻した。
その後、ケプラーが正確な天体観測のデーターを分析し、太陽を中心とするシステムを使い、惑星が楕円上に回っていることで、さまざまな動きを、説明することに成功した。
そこで、我がガリレオ・ガリレイさんの登場です。
彼は、望遠鏡でケプラーの説を裏づける証拠を集め、地動説を確固たるものにした。
彼は、宗教裁判に召喚され、自説を曲げることを教会から強要された。
有名なセリフで、「それでも、地球は回る」と抵抗。
ヨーロッパでは、この天動説から地動説への転換を機に、中世的な世界観から近代的な世界観へと、単に一学問的分野のパラダイム・シフトをはるかに超える大きな転換を達成した。 (パラダイム・ブック C+Fコミュニケーション編・著)より引用させていただきました。
そんなこんなで、そろそろ終章に入る。
アーバンビルドは、新しい未来に通じる世界観を築き続けるためにも、新時代のコンセプトを貪欲に求める。その求める作業のなかでこそ、我が社の発展するための核は生まれないものと思っている。
この象徴としての核こそ、天動説を地動説に転換させたエネルギーのようなものではないか?と、私は思いついた。 思考、認識、価値の根源的変革とでも言い換えればいいのだろうか。この根源的変革のことを、我が社では、アーバンビルドのパラダイム シフトと言っている。会社運営のための理念として、利用させていただいている。
そんな経緯で
アーバンビルドの分譲するマンションの総称を
Urban Build Paradigm Shift House にしている。
略して、 U.Paradi.s House (パラジス ハウス)
我が社には、いつもガリレオ・ガリレイさんがいてくれる。
よって、親しみ深く、敬愛やまないガリレオさんが測量会社の社名にもなっていただいたということです わ。コペルニクスさんでもよかったのですが、この会社がただの測量会社で終わらせるわけにはいかないので、やっぱあ、ガリレオさんでなきゃ、イカンのです。
長々と、お付き合い有難う御座いました。
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