今日(20100625)の未明の3:30から、ワールドカップ南ア大会E組第1次予選リーグで、日本はデンマークに3-1で勝った。これで、日本は決勝トーナメントに進出。気持ちのいい試合を楽しませてくれました。
そんな後なので、今夜の早慶戦もきっと好ゲームをやってくれるのではと期待しながら、仕事をしていた。今回は、娘婿・竹さんと二人、ビールを飲みながら観戦したいので、電車で行くことにした。
招待券も頂いていたのですが、ちょっとでも売上げに寄与できたらと思い、有料券で入場した。
国立競技場には、昭和48年卒同期の高さんと工さんがいた。二人とも、早稲田大学ア式蹴球部の役員をしてくれていて、この大会でも我が校側を代表して、何らかの役をしてくれているのだろう。貴賓席で観覧させてもらったのですが、私と竹さんはむしろ応援席の隣の方がよかったのにと思っていた。若者の竹さんは、賑やかにワイワイガヤガヤ、楽しみたかったのだろう。竹さんは、我が校のフラッグと子どもの土産にワセダのユニフォームを買ってきた。
お客さんは、当然現役学生がほとんどだったのですが、超OBの方が少少、その間の卒業生が目に付かない。職場での仕事の量や責任のウエイトが増えてくる年代でもあるので、しょうがないのか。私にとっても、10年ぶりの観戦だ。毎年、この時期になると試合の案内が届いても、この名誉ある試合のことには、気にはなっても、競技場から足は遠のいていた。
試合内容については、ここで、キーを叩くほどのこともないほど内容が貧困だった。慶応さんはそれなりにボールを廻してゴールへの接近を試みるのですが、我が母校はかって私達が40年以上も前にやっていた戦法、工夫もなくボールをゴール前に入れては蹴りだされる、そんなことばかりの連続だった。結果は、慶応に0-2で負けた。友人の工さんは、最後のホイッスルが鳴る前に、「頭に来た!!」の捨てセリフとともに、姿を消してしまった。
競技場を後に千駄ヶ谷駅に向かっているとき、先輩・松永章さんに会った。髪は真っ白だけれど、顔つやは若者のまま。不甲斐ない我が校の戦いぶりに、怒っていた。彼の目には、俺が監督やれば、こんな試合を絶対させないよ、とでも言わんばかりの目つきだった。
大学生は、学ぶことが本分なのだ。
大学スポーツは、勝ち負けを競うだけではないことを学ぶ、研究するという意味が大きい。教育者になるための訓練の場でもあるだろう。指導者としての研鑽の場でもあるのだろう。職種は兎も角、社会人になってバリバリ働くための鍛錬の場でもあるのです。小生は、このサッカーから学び取ったことが核になって、生きてきました。
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